有機ELテレビの焼き付きについて

    結論

    テレビ放送を見るだけ
    なら問題ありません!

    有機ELテレビは価格が下がってきた事もあり、普通に売れるテレビになってきました。

    しかし、同じ画面を映し続けると、画面が切り替わっても前の画面がうっすら残る、という焼き付き現象が起きるという弱点があります。

    実際、店頭でも焼き付き現象を起こしてしまったテレビは有ります。

    例えば、ソニーが店頭デモで用意した「世界遺産」という美しい映像をずっと流していたテレビがありました。

    そのデモ映像は画面の右上に「世界遺産」という文字が出ているのですが、その文字が焼き付きを起こして、違う映像に切り替わっても残るようになってしまいました。

    この事例は一日中、ずっと同じ映像を繰り返し流していたから起こったものです。

    普通のテレビ放送を見ているだけなら、この現象は起きません。

    注意が必要なのはゲームの画面やパソコンの画面を映している時です。

    ゲームのステータスウィンドウ、パソコンのデスクトップ画面などは、同じ映像が同じ場所で映り続けます。

    うっかり途中で寝てしまった場合には・・・焼き付きが起きるかもしれません。

    各メーカーも焼き付き防止に関してはちゃんと考えていますので、焼き付きを改善したり予防したりするための「パネルリフレッシュ」というような名前の操作が用意されています。

    YouTubeで「焼き付き」で検索すれば、予防するような映像や、現象を確認できる動画がアップされています。

    私の経験上、真っ赤な画面で確認するのが一番わかると思います。

    繰り返しますが、場面がコロコロ変わるテレビ番組を見ていても焼き付きは起きません。

    特に最初の頃の国内メーカー有機ELテレビは焼き付きを起こしていましたが、今年のモデルは予防策が自動的に働いているせいか、店頭で確認しても焼き付いていません。

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