課題を分離する

年上の人が部下になった時の接し方・【課題の分離】を職場で実践する

年上の部下

 

今日のポイント

やるべき仕事に年齢は関係ない

 

年上の人が部下になるとやりづらいものです。

逆に、年下の人が上司になっても、
どう接していいか、分からない人もいます。

アドラー心理学の「課題の分離」を使えば
それらの問題はシンプルに解決します。

 

解きほぐす

 

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課題の分離って何?という人はこちら

人間関係に悩む女性
課題の分離を実践するコツとは?親子など5つの具体例を紹介する

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1分で読める今日の結論

指示を出す

 

仕事に年齢は関係ありません。

相手が年上でも年下でも、
あなたに与えられた役割は変わらないからです。

 

もし、あなたが年上の部下に気を使って、適切な
指示を出せなかったら職務怠慢です。

逆に、年下の上司が気に食わないからと言って、
あなたが出す指示を軽んじるとしたら、
それは部下の方の職務怠慢です。

 

あなたの課題は「年齢を気にせず」
部下に対して適切な指示を出すことです。

部下の課題は「年齢を気にせず」
あなたの指示に従うことです。

 

あなたは自分の課題に集中しましょう。

部下の課題は、部下に任せましょう。

これが「課題の分離」です。

 

部下が自分の課題に気づかず、年齢にこだわり
続ける場合は、次の段階に進みます。

 

私が部下の立場だったら
私の事をどう思うだろう?

悩む女性

 

 

 

 

このように、部下の立場で考えます。

部下の気持ちを理解する努力をします。

そして、お互いが自分の課題に向き合える
ように、前向きな提案をします。

 

 

課題の分離のプロセス

 

職場での課題を考える

ピラミッド組織

 

最近、年上の人が部下になって、どんなふうに接していいか分からない時があるのよね。
よくある話だよね。
何か困ってるの?
私が指示を出すと、たまに気に食わない顔をするのよ。

言うことを聞かない時もあるし。

陰で悪口言われてないか心配だわ。

じゃあスッキリ仕事に集中できるように、課題の分離をしていこう。

君の部下になった年上の人を、仮にAさんと呼ぼうか。

うん。
まずは職場での「課題」をハッキリさせよう。

課題とは、やるべきことという意味だったね。

そうね。職場だったら、
「与えられた仕事をこなすこと」
になるのかな。
そうだね。
君もAさんも、会社という組織を成り立たせる為に仕事をして、その報酬として給料をもらっている。

会社から与えられた役割は果たさないといけない。

うん。
それくらいは理解してるつもりよ。
そして、会社という組織はピラミッド型になっている。

役職が下の人は、上の人の指示には従わないといけない。

そうしないと組織が成り立たないわ。
つまり役職が違うんだから、会社から与えられる役割も、君とAさんとは違うという事になるよね。
たしかに違うわね。

私は、私の上司から与えられた仕事をこなす。

Aさんは、私から与えられた仕事をこなす。

そう。最終的な目標は同じであっても、やるべきことは違う。
職場での課題とは、会社から与えられた役割を果たすこと。

そして役職が違えば、与えられる役割も違うということね。

当たり前だと思うかも知れないけど、ここまではきっちり意識して先に進もう。

 

誰の課題なのか?

人間関係のイメージ

 

君が困っているのは、
Aさんが君の指示を軽んじる
ということだよね?
まぁ、簡単に言うとそんな感じね。
君が困っているポイントをはっきりさせようか。

会社がAさんに与えた役割は何だろう?

私の指示に従って仕事をこなす事、じゃないかな。
そうだよね。

簡単に言ってしまえば、君の言うことを聞くのがAさんの課題だね。

そうだと思う。

会社を成り立たせる為には、私の言うことは聞いてもらわないと困るわ。

でもAさんは、それを軽んじる。
そうそう。年下から指示されるのが気に食わないんでしょうね。
ここまで話せば、君の課題と、Aさんの課題がハッキリしてくるね。
・・・まだちょっとピンと来てないから教えてくれる?
もちろん、わかるように教えるよ。

会社から与えられた役割を果たす

この課題は君もAさんも同じだね。

うん。
じゃあ君の課題はこれだ。

部下が年上でも気後れせずに、会社から与えられた役割を果たす。

・・・
そしてAさんの課題はこれだ。

上司が年下でも気にせずに、会社から与えられた役割を果たす。

・・・なるほどね。
自分の役割は果たさないといけないんだから、Aさんの年なんて気にしてちゃいけないのね。
そうだよ。
逆にAさんは、君が年下である事なんて気にせずに、自分の役割に集中しないといけないんだ。

 

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課題を分離する

分離する

 

よく考えたら当然の話ね。やるべき仕事に年齢なんて関係ないわ。
そう。君もAさんも、やるべきことは、やらなきゃいけない。

年齢なんて関係ないんだ。

相手が年上でも年下でも関係ない。私がやるべき事は同じ・・・
もちろん、偉そうに上から目線で、命令口調で指示を出していいって話じゃないよ。

言葉遣いや礼儀は大切だからね。

それぐらいわかってるわよ。
心構え的な話でしょ?
そうそう。
もし君が礼儀を守った上で、適切な指示を出してるのに気に食わない顔をされたら・・・
それはAさんが自分の課題をさぼってるんだから、気にしちゃダメね。
その通り。Aさんは、
「君の言うことを聞く」という課題から目を背けている。

Aさんは、自分の気持ちに折り合いをつけて、Aさんの役割に集中しないといけない。

私はAさんの反応に振り回されずに、自分の役割に集中しないといけない。
君から指示を受けることをどう思うかは、Aさんが自分で解決すべき課題なんだ。

君はそれに振り回されずに、自分の役割に集中すればいいんだよ。

たしかに、気を使ってあんまり指示を出さなかったら、Aさんは自分の課題に気づきにくいわね。
君は、君の役割を果たす。

Aさんの反応なんて気にせず、出すべき指示を出す。

そうすると、Aさんは自分の課題に直面する。

年齢なんて気にしてたら不満だらけになる現実に直面する。

 

分離した後に、どう近づくか

年上の部下

 

私のやるべき事はわかったわ。

ただ、そうは言っても、
Aさんが自分の課題から目を背け続けてたら、ギスギスした関係になっちゃわない?

そうだね。
Aさんが課題から逃げ回って、自分で解決すべき不満を会社や君のせいにしてたらギスギスするだろうね。
早く自分で気づいてくれたら嬉しいんだけど・・・
さぁ、ここでおなじみの流れだよ。

課題の分離をした後、どうするか?

ああ、すぐ忘れちゃうわ。

相手の立場で考える、ね。

そうだよね。相手の立場で考える為には・・・
その為には・・・相手の事を知らないと始まらない・・・

・・・ああ、そっか。

おっ、自分で言ってて気づいたようだね。
そうね・・・私、Aさんの事なんて何も知らないわ。
他人と良い人間関係を築こうと思っても、相手のことを知らなかったら無理だ。
相手と同じ「目と耳と心」を持ったつもりで、相手の立場で考えるんだものね。

相手がどんな目を、どんな耳を、どんな心を持っているか知らなかったら、そりゃ無理って話だわ。

君の場合は、まずはコミュニケーションを取ることから始めないといけないっぽいね。

相手の事を根掘り葉掘り聞くのが難しかったら、よく観察しないといけない。

なぜ君の言うことを聞きたがらないのか、理由を探らないといけない。

苦手な相手だから、こっちから避けちゃってたわ。
相手に変わって欲しいと思うなら、
先に自分が変わらないといけない。

これはアドラー心理学の大原則だ。

具体的には、私はどう変わったらいいのかな?
Aさんを避けてた君から、Aさんに積極的に関わっていく君に変わらないといけないね。

具体的な行動は、君なら分かるはずだよ。

 

課題の分離のプロセス

 

えーっと・・・

まずは知ることからね。
私の部下になった経緯を調べないといけないわね。

以前の部署でどんな仕事をしていたか。その時の上司は誰だったか。

今は、君という上司との関係に問題があるんだから、前の上司がどんな人だったかは最初に知るべきだね。

他にも、知っておいた方がAさんの気持ちを理解できることはたくさんあるだろう。

直接聞ける事は聞いた方がいいね。

そうね。積極的にコミュニケーションをとらないと。

相手を知れば知るほど、相手の気持ちも理解しやすくなるはずだし。

なぜAさんは、君の言うことを聞きたがらないのか?

この理由に近づかないとね。

Aさんの「目と耳と心」を持てれば
その理由はわかるわね。
そう。他人の気持ちを理解するのは簡単ではないけどね。

でも、理解しようとする、君の行動が大事なんだよ。

なるほどね。
自分の事を理解しようとする人の言うことなら、聞こうという気になるかもしれないわ。
うまくいくかどうかは、やってみないと分からない。

でも君のそういう態度が、Aさんとの距離を縮めてくれるはずだよ。

私がAさんの立場だったら、私の事をどう思うか想像してみるわ。
自分が相手の立場だったら
どうするか?

これを想像する事が、相手の
「目と耳と心」を持つことに
つながるんだ。

そういうことよね。
その後に提案するのね。
そうだね。
相手を理解する努力をした後は、
これからどうするか?を考える。

そして、その考えを伝える。

強制ではなく、提案をする。
たとえば、小さい仕事でもいいから一緒にやってみる、とかね。

手伝ったり、手伝ってもらったりすれば協力関係が生まれる。

協力しあう仲間となれれば、年齢なんて関係ない事に気づくきっかけになるかもしれないね。

なるほど。
そういう提案もあるって事ね。
相手の目と耳と心を持ったつもりで
お互いのプラスになるような、前向きな提案をするんだ。

うまくいかなくても、あきらめずに相手の立場で考え直そう。

 

歩み寄ってもダメな時は・・・

感謝
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