今日のポイント
劣等感を克服する
多くの人は目標があっても行動を起こしません。
やる前からあきらめてしまって、努力して目標に
近づくことから目を背けます。
やる気が出ない・・・
努力しても続かない・・・
努力は【始めること】が一番むずかしいです。
そして、続かないと意味がありません。

続けられる努力って、どんな努力?
そんな疑問に答えるのが今日のテーマです。
アドラー心理学を元に解説していきます。
今日の結論
▷努力は小さく始める
▷他人との勝ち負けより
自分の成長に目を向ける
そもそも劣等感とは何なのか?
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【劣等感の意味とは?】心理学・哲学・仏教などから正しく学ぼう
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YOUTUBE【ゆっくり解説】
劣等感は生活と共にある

君の人生を変えてしまう内容だ。
劣等感を克服するための、具体的な方法を話し合っていこう。
劣等感の克服って、人生を変えるほど大事なことなの?


人間は、自分より優れた人を意識したら『劣等感』を感じてしまう。
意識した瞬間に、必ず感じる。
スマホを見ても、テレビを見ても、家に引きこもっても逃げられない。
まぁたしかに世の中を見渡せば、自分より優れた人ばかりよ。
年収も、容姿も、名声も、なにもかも、他人と比べたらきりがないわ。
私は気にしてないつもりだけど。

劣等感を捨てるのは難しい

「私は私だ」と他人を切り離して、自分だけに意識を向けるのは、とても難しいことだよ。
仏教で言うなら、執着を捨てて悟りを開くようなレベルの話だ。
他人を意識して競争ばっかりしている自覚はないわよ。


無自覚に行動を支配される。
競争なんてしてないつもりなのに、常に負けを感じさせられて、自信を失ってしまう。
努力して成長しようという力が、いつの間にか削がれてしまうんだ。


成長しない人生になってしまう。
僕が言いたいのはそういうことだ。
自分より優れた人ばかり見ていると
自信を失ってしまう。
無自覚に、そうなってしまう。
自信を失ったら、頑張ろうっていう
気持ちも生まれなくなる・・・


自分より勉強が出来る人ばかり見ていると、自分がバカに思えてくる。
「自分はバカだ」なんて決めつけてしまったら、勉強を頑張る気持ちなんて生まれないんだ。


情報社会は便利なんだけど、僕たちの自信をどんどん失わせる。
そういう構造になっているんだ。
YOUTUBE【ゆっくり解説】
克服するには努力しかない
自信を失いやすいのは分かったわ。
今日はそれを克服する方法を教えてくれるのよね?


結論から言うと、劣等感を克服する方法は『努力』しかないんだ。
努力して成長しないと、劣ったままで状況が変わらないからね。
劣等感は自信を奪うから努力できないって話じゃなかったの?


頑張る気持ちを削ぐ。
頑張っても無駄だっていう気持ちにつながってしまう。


自信を失う。
頑張れない。
頑張れない自分という、
新しい劣等感が生まれる。
さらに自信を失う・・・
こんな悪循環に陥ってしまうんだ。


なんとか努力して成長して、自信を回復しないといけないんだ。
たしかに、何も行動しなかったら自信なんて生まれるはずがないわ。
私たちは自信を失う社会で生きていて、回復するには努力が必要・・・
でも、自信を失っていたらやる気が出ない・・・
???
これじゃダメじゃないの。

高い目標はやる気を削ぐ

やる気が出ない時に、やる気を出す方法を教えてよ。




「完璧より前進」
高い目標を目指すより、目の前の小さな『出来ること』をやる。
努力の本質をついた良い言葉だね。
完璧を求めると理想が高すぎてやる気が起きないって感じ?


やる気も起きにくいし、道が長いから途中で挫折する可能性も高くなる。
「今日は5時間勉強しよう」よりも、「とりあえず30分だけ勉強しよう」の方がやる気になるよね?
10分でもいいよ。


やる気というのは、やってるうちに生まれるものだからね。
始めること・続けることが大事
やる気はやってるうちに生まれる?


よく考えてみて欲しい。
楽しいことや美味しいものなんて、身の回りにいくらでもあるんだ。
それを我慢して、勉強したりダイエットしたりする。
どこにやる気が出る要素がある?
夢がやる気を生むんじゃないの?


最初はね。
夢に向かって頑張ろうと思う。
でもそれは、何か月とか何年か先に結果が出るような高い目標だよ。


道が長ければ途中で挫折しやすい。
まずは努力を『始める』ことが大事なんだけど、その次に大事なのは
『続けられるかどうか』なんだ。


やる気はやってるうちに生まれるってどういうことよ?

やる気は貯金と同じ



就職はしてたけど、あればあるだけ、お金を使っていた。


ある時、銀行の受付から頼まれて定期預金を組んだんだ。
月に2万円、勝手に貯金された。


せっかく貯金できたんだから、失いたくないと思って当然だわ。
もっと増やしたいっていう気持ちが芽生えるかもしれないし。


そんなふうに考え方が変わった。
やる気が生まれる仕組みも、これと似たようなものなんだ。
例えば英単語を10個覚えようとした時に、とりあえず勉強を始めて
3個覚えたとしよう。
そうすると、勉強を始める前とは全く状況が変わってくる。
30%は進んだぞ。
せっかく始めたんだから、もっと進めておきたいな。
半分の5個まで、あと2個だからもうちょっと頑張ろうかな。
とりあえず始めた勉強が、意外と長く続いたってのは経験あるわ。


やってる内に、努力が貯まっていって、それがガソリンとなってエンジンがかかるんだ。
少ない額でも貯金できたら、モチベーションが変わるということね。


『小さく始める』これが大事だね。
◆劣等感を克服する3ステップ◆

『小さく始める』
これを実践して、劣等感を克服する方法を教えるよ。


だから努力は『小さく始める』
具体的な3ステップがあるから一つずつ見ていこう。
まずは階段をイメージする

劣等感は『階段』をイメージするとわかりやすいからやってみよう。

努力して階段を上れば成長できて、劣等感を感じる人に近づける。
成長できれば、それが自信となって次の段に挑戦する勇気が手に入る。
努力には段階があるってことね。


年収300万円の人が、1000万円の人に劣等感を持ったら、こんな階段になるはずだ。

テストの点数でも同じだよ。
自分が50点で、他人が100点だったらこんな感じだ。


努力から逃げてしまう心理とは?
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自分の現在地を受け入れる

『現在地を受け入れる』
自分がどのレベルにいるか把握して、素直に受け入れよう。
弱い自分を認めるんだ。
階段で説明して欲しいわ。


「自分は50点なんだ」と素直に認めるってことだね。

年収 貯金 健康 容姿
恋人の有り無し ・・
他人に負けてると感じても、強がらずに、その状況を受け入れる。
これが出来ないと最後のステップに移れないんだ。

最初の一段に集中する

『最初の一段に集中する』
これが、今日のテーマでもある
『小さく始める』という事になる。
『小さく始める』っていうのを、階段で説明するとそうなるってこと?


点数の階段はこんな感じだったね。

こんな状態で努力しても、100点を取るまで劣等感が続くだろう。
一段目の60点なんて眼中に無い。
成長したいと思っても、最初の一段目がバカバカしく思えて、行動に移すのが難しいかも。
ずーっと劣等感が続くから、途中であきらめる人も出てきそうね。


そして、その場所から見える、すぐ目の前の一段目に注目するんだ。


他人と競争すると、現在地が『負け』になるから、受け入れるのが難しくなってしまう。
目標が高くなりすぎて、やる気も出にくいし、途中で挫折しやすい。


他人との『勝ち負け』ではなくて、自分の『成長』に注目する。
自分より優れている人なんて、世の中にはいくらでもいるんだよ。
他人との競争には終わりが無い。
自分の現在地を受け入れて、そこを出発点として、一歩でもいいから前に進んで成長しよう。
たとえ小さな成長でも、それが次の努力へのエネルギーとなるはずだ。
今日のまとめ


スマホやテレビでたくさんの情報に触れると、劣等感を刺激されて、自信を失いやすい。
前向きに生きるための自信を回復するために、努力して、成長して、劣等感を克服する。
努力をしなかったり、続かなかったりしたら克服できないから、
他人と競争せずに、自分のレベルを受け入れて、小さく始める。
そんな内容だったね。


今日のキーワードを振り返ろうか。
『小さく始める』
『完璧より前進』
『他人と比べない』
『自分の現在地を受け入れる』
『目標は低く、細かく』
『一段目を超えることに集中する』
たとえ小さい努力でも、始めるのが大事だって思った。


成長できたら自信が得られて、それが次の成長につながっていくんだ。
小さくて細かい努力なら、心を折らずに続けられるはずだ。
今日の結論
▷努力は小さく始める
▷他人との勝ち負けより
自分の成長に目を向ける
劣等感を理解して人生を変えよう!
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