劣等感と生きる

【うつ病につながる劣等感】9つのチェック項目で診断できます

鬱と劣等感の関係を表すイメージ

 

今日のポイント

うつ病と劣等感のつながり

 

他人と比べて、自分は負けている‥‥

 
そんな悔しい感覚が『劣等感』です。 
 

劣等感は『悩み』に直結する重要な感覚です。

持ち物の豊かさを比べる二人


『うつ病』の原因としてよく挙げられるのが、
その 悩み ストレス です。
  

劣等感とうつ病には、深い関わりが有ります。
 

今回は、うつ病のカンタンな診断方法と、
劣等感との関係について話していきます。

 

今日の結論

劣等感の仕組みがわかれば、
うつ病を理解する助けとなる

うつ病かどうか診断する医者

 

 

うつ病の診断・9つのチェック項目
      ※ 別冊NHKきょうの健康『よくわかるうつ病』を参照

 

YOUTUBE【ゆっくり解説】

 

 

多くの人がうつ病に悩んでいる

うつ病を患う大勢の人

 

今日は、かなり重いテーマだね。

うつ病と劣等感のつながりについて話していくよ。

たしかに『うつ病』って重いわね。

まさに今、苦しんでいる最中の人が世の中にはたくさんいるはずよ。

そのとおりだよ。

厚生労働省のサイトを見ると、うつ病の患者数は、自殺者の数と関連付けて載ってるね。

平成20年には年間で100万人を超えてしまった。

今はもっと増えてるんだよ。

『厚生労働省』自殺・うつ病等対策プロジェクトチーム
https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/07/03.html
 

そんなに多いの?知らなかったわ。
自殺者を減らすためのページに、うつ病を患う人の数も載っている。
うつ病の人を減らさないと、自殺者も減らないと考えられてるのね。
そうだね。悩むことが無かったら、自殺なんてしないからね。

 

うつ病の症状

うつ病のイメージ

 

死にたくなるくらいの悩み・・・

私には想像つかないわ。

僕は大学生の時に『うつ』になった経験があるよ。

一人暮らしのアパートで、窓の外ばかり見てた時期があったね。

飛び降りたら楽になるのかな‥って。

バカなこと考えちゃいけないわ。

飛び降りたら悲しむ人がいるわよ。

君の言うとおりだよ。

今考えれば、しょうもないことで悩んでたなぁって思うね。

でもその時の自分にはわからない。

生きていても仕方ない、という思いに囚われていたんだ。

何か原因があったの?
まぁ僕の話はいったん置いとこう。
うつ病の詳しい話をしないとね。
・・・

 

うつ病はストレスから始まる

悩みで頭がパンクするイメージ

 

そもそも、うつ病になるのはどうしてなの?
ストレスが重なったり、強いストレスを感じることから始まるんだ。
たくさんの悩みや、ショッキングな出来事が原因になるのね。
そんな感じだね。

わかりやすく言い直すと、悩みが増えて、頭の中が悩みでいっぱいになっちゃう状態だね。

そんな状態が続くと、うつ病になりやすいってことだ。

ふぅん・・・
脳が悩みに占領される感じね。
そうそう。脳の処理能力が、悩みばっかりに使われてしまう。

楽しいことを考えられない。

たしかにそんな状態が続いたら病んでしまいそうね。

 

YOUTUBE【ゆっくり解説】

 

 

うつが悪化する流れ

うつをこじらせて悪い方向へ進むイメージ

 

うつ病になるとどうなるの?
代表的なのは『睡眠障害』だね。

眠れない。
寝てもすぐ目が覚めてしまう。

ああ、次の日の仕事が憂鬱な時、私も寝れなかったりするわ。
悩みが多ければ、色々考えてしまって寝れなかったりするね。

強い悩みは、勝手に頭に浮かんできて睡眠の邪魔をする。

眠いのに寝れないのはつらいわね。
睡眠障害の他には、気分の落ち込みなどがあるね。

何をやっても楽しくない。
何を食べても美味しくない。
何事にも、やる気が出ない。

悩みで頭がいっぱいなら、そうなるのも想像できるわ。
一時的な気分の落ち込みは誰でも経験あるはずだ。

鋼のメンタルを持つ人だって、たまには落ち込むよ。

まぁ、そうでしょうね。
落ち込んでる時間が長くなると症状が悪化してくるんだ。

頭の中が悩みに支配されて、思考力や集中力が落ちる。

やる気が出ないから、何をするにしても無理して頑張ることになってしまって、疲れやすくなる。

うんうん。
そして、悪循環に陥るんだ。

やる気が出ない。
頑張れない。
頑張れない自分を責める。
自信を失う。
さらに、やる気が出なくなる‥‥

 

悪循環

 

まさに悪循環ね。
そこまで行くと、抜け出すのが難しい気がするわ。
そうだね。
もともとの悩みとは、別の悩みがその人を苦しめるからね。

『無気力な自分』
『頑張れない自分』

そんな新しい悩みが生まれてしまって、もともと悩んでたことが解決しても症状は続く。

悩みの連鎖ね・・・

どこかで断ち切らないといけないけど、断ち切る気力が、そもそも生まれない構造だわ。

そのとおりだ。

うつ病の怖いところは、その構造や仕組みなんだ。

悪化し出したら止まらない。

悪化すればするほど抜け出せない。

うつ病が怖くなってきたわ・・・

たしかに、この構造から抜け出すのは難しいわね・・・

自分一人では厳しいね。
環境を変えたり、他人からの協力が無いとなかなか抜け出せないんだ。

 

うつ病かどうかの診断方法

うつ病かどうか診断する医者

 

うつ病は心や脳の働きの不調だ。

だから、罹っているかどうかはインフルエンザみたいに検査をしてわかるものじゃない。

症状から推測するしかないんだ。

ふぅん。医者も診断が難しそうね。
9つのチェック項目があるから、一度やってみたらいいよ。

自分のことでも、家族や友達のことでも出来るカンタンなチェックだ。

 

うつ病の診断・9つのチェック項目
      ※ 別冊NHKきょうの健康『よくわかるうつ病』を参照

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うつ病とはどんな病気なのかを、
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普段、本を読まない人でも理解し
やすい内容です。

よくわかる うつ病 別冊NHKきょうの健康

 

まずは、うつ病の典型的な症状の
①と②をチェックする。

どちらかでも該当していて、①から⑨の中で5つ以上の症状が有って、

それが2週間以上続いていたらうつ病の可能性があるんだ。

 

うつ病とアドラー心理学の劣等感

うつと劣等感

 

難しいだろうけど、克服したり、悪循環から抜け出す方法とか無いの?
うーん。

生活に支障が出るレベルだったら、病院で治療を受けるべきだね。

悪循環で症状が悪化する前に、なるべく早く受診するべきだ。

・・・
不満そうだね。わかってるよ。

お前のわかる範囲で答えを出してみろって顔してるね。

そうよ。何かあるでしょ?
そうだね・・・

『劣等感』がうつ病の原因にもなるから、それを話そうか。

劣等感?
そう。インターネットで " 劣等感 " と合わせて検索されるのは次のようなキーワードだ。

 

自己嫌悪 苦しい 苛まれる 嫉妬
つらい 強すぎる 死にたくなる

 

うつ病の症状と似てるわね。
すべてのうつ病が劣等感を原因としてるわけじゃないけど、

劣等感から始まるうつ病もある。

僕はさっき、悩みで頭がいっぱいになることでうつ病が始まる、という話をしたよね?

覚えてるわ。脳の処理能力が悩みに使われてしまうって話ね。
その悩みというのは、アドラー心理学では『劣等感』であると考える。

他人を意識して、自分と比べてしまうから人間は悩むという理屈だね。

・・・?どういうこと?

 

他人を意識するから人間は悩む

他人がいるから悩む

 

『悩み』というのは、ひとりぼっちでは生まれないんだ。

例えば君が、無人島で一人で生きているとするよ。

魚釣りが苦手で、3日で1匹しか釣れなかったらどうするかな?

えー?
3日で1匹なんて全然足りないわ。

お腹が減って困るから、何か違う食料を探すと思う。

そうだよね。

じゃあ、ひとりぼっちじゃなくて、君以外にもう一人いるとしよう。

その人が1日に何匹も釣って、魚だけで満足していたらどう思うかな?

うーん・・・
どうして私は釣れないんだろう、って思うかもね。

私も出来るはずだって思って、魚釣りにこだわるかもしれない。

そんな感じだよね。

他人と比べなかったら「魚はあんまり釣れないんだな」と思うだけだ。

食べ物に困ることはあっても、悩みにはならない。

自分が悪いとか自分はダメだという発想自体が生まれないんだ。

なるほど。
他人がいるから比べてしまうのね。

比べた結果、自分が負けているから『悩み』が生まれる。

自分はダメだって思っちゃうのは、他人と比べるからなのね。

そのとおり。

他人がいるから比べてしまう。
比べてしまうから悩みが生まれる。

他人と比べて自分が劣っている、という感覚が『劣等感』だ。

『悩み』イコール『劣等感』

劣等感を克服したり、無くしたりする技術を身につければ、

うつ病の原因となる『悩み』を減らすことができるんだよ。

 

劣等感を無くす方法

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【苦しい劣等感を無くす方法】名著・反応しない練習から学んでみよう

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アドラー心理学を学んでみよう!

自分を受け入れる
アドラー心理学①すべての悩みと喜びは対人関係から生まれる

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今日のまとめ

鬱と劣等感の関係を表すイメージ

 

『うつ病』と『劣等感』の関係性は理解できたかい?
そうね。なんとなくだけどね。

強すぎる悩みや、多すぎる悩みが、うつ病の起点となるのよね?

全てのうつ病がそうとは言い切れないけど、悩みが重要なポイントになることは確かだよ。
そうなると、悩みとの向き合い方が重要になるわね。

他人と比べるから悩みは生まれる。

その悩みとは『劣等感』

劣等感を克服したり、無くしたりする技術を身につければ、

うつ病の原因となる『悩み』を減らすことができる。

簡単ではないけど、そのとおりだ。

劣等感の仕組みを理解して、克服する方法を学んで、すこしでもうつ病の人の助けになれたらいいね。

そうね。まずは理解しないと、寄り添うことも出来ないわ。

 

今日の結論

劣等感の仕組みがわかれば、
うつ病を理解する助けとなる

うつ病かどうか診断する医者

 

劣等感を理解して人生を変えよう!

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