アドラー心理学入門

アドラー心理学④全体像を把握してから理解していこう!

人生の問題

 

今日のポイント

アドラー心理学の全体像

 

前回までの話で『他人との関係』と『トラウマ
について解説しました。

 

自分を受け入れる
アドラー心理学①すべての悩みと喜びは対人関係から生まれる

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トラウマ
アドラー心理学②トラウマのせいにして逃げてはいけない

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克服
アドラー心理学③「目的論」という生き方でトラウマを克服する

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ここまでを理解できれば、アドラー心理学を知る
第一歩を踏み出せたと思います。

 

どうやって人生の問題を解決するのか?

 

今日はアドラー心理学の全体像を見ていきます。

細かい内容は、今は分からなくても大丈夫です。

自分の利益

 

YOUTUBE【ゆっくり解説】

 

 

前回までのおさらい

今までの歩み

 

いよいよアドラー心理学の内容を掘り下げていく段階に入ったね。

まずはアドラー心理学は結局どんなものなのかという事を説明するよ。

アドラー心理学の『地図』みたいなものがあると、迷子にならずに済むから助かるわ。
そうだね。

今日はアドラー心理学の地図と、目的地がどこなのかを示せたらいいなと思ってるよ。

と、その前に、前回までの話はちゃんと覚えてるかな?

覚えてるわよ。対人関係の悩みの話と、トラウマを克服する話よね。
そうだね。前回までで2つのことを伝えたかったんだ。

ひとつ目は
人生のすべての問題は
他人が関係している

ふたつ目は
人は変わることができる

すべての悩みは対人関係の悩み。

原因論から目的論に切り替える。

覚えてるわよ。

そのふたつを組み合わせると、

人生の問題は解決できる。
勇気を持って、他人との向き合い方を変えていこう。

ということになる。

もちろん「私の人生には何の問題もない」と言う人には関係ない話だ。

だけど僕は今まで生きてきて、悩みの無い人は見たことがないな。

わたしも見たことないし、わたし自身も悩みは尽きないわ。
大なり小なり、人は何かしら人生に問題を抱えていると思う。

他人との向き合い方を変えればその問題は解決するんだ。

すぐに解決できる問題ではないとしても、「どうすればいいのか?」ぐらいは分かるようになるはずだよ。

「すべての悩みは対人関係の悩み」
だものね。
幸せも不幸も、すべて他人との関係から生まれるんだ。

他人との関係しだいで幸せになったり不幸になったりする。

でも他人に期待してはいけない。

他人は君の為に生きてるんじゃないからね。

そうね。

ひとそれぞれに人生があって、みんな自分の人生を一生懸命、生きてるんだもんね。

そう、王子様やお姫様でいられるのは子供の時だけだ。

大人になったら自分で自分の人生を歩まないといけない。

他人に期待できないとしたら、変えられるのは自分しかいない。

じゃあ
自分をどう変えればいいのか?

今日はアドラー心理学の全体像をわかってもらおうと思ってるから、結論からバシッと伝えていくよ。

わかりやすく簡単にね。
アドラーの教えの最終目標は、

「共同体感覚」を身に付けることなんだ。

 

目標は『共同体感覚』

共同体のみんな

 

前回の最後に疑問が生まれたね。

どうしても自分を変える勇気が出ない人は、どうしたらいいのか?

その答えが共同体感覚を身に付けるということなんだ。

共同体感覚?
ぜんぜん意味がわからないわ。
今日はアドラー心理学の全体像を伝えることが目的だから、細かい意味はわからなくても大丈夫だよ。

次回からひとつずつ、わかりやすく解説をしていくからね。

でも「共同体」がどういうものかは説明しておく必要があるだろうね。

共同体って、目的が同じ人の集団って意味じゃないの?
なんだ、知ってたのか。
社会学かなんかの講義で習った気がするわ。
そのとおりだよ。
一般的には、目的や利害が一致した人が集まったものが共同体だね。

学校とか町内会とか会社とか。

ただ、アドラーの言う『共同体』というのは、ちょっと違うんだ。

どう違うの?
アドラーの言う『共同体』はスケールが大きすぎるから、今それを説明すると必ず混乱すると思う。

だからまずは、わかりやすい共同体から理解していこう。

まずわかってほしいのは、人間はみんな何かしらの共同体の一員だということだね。

それはわかるわよ。

私は家族という共同体の一員だし、会社とか日本人という共同体の一員でもあるわね。

今日はえらくものわかりがいいね。

でもたしかにそのとおり。人は誰もが何かしらの共同体の一員だ。

家族 学校 クラス 生徒会
部活 サークル 会社 国

全部そうだね。

じゃあ、一番小さい共同体って何だと思う?

私が思うには家族かな。これ以上小さい共同体は思いつかないわ。
もうすこし小さい共同体がある。

「わたし」「あなた」

つまり2人だけの共同体だ。

 

二人の女性

 

2人だけ?
例えば、夫婦とか恋人とか友人とか、2人だけの関係だね。

今しゃべっている僕と君も、小さな共同体を作っているんだ。

つまり他人が1人でも関わったら、それは共同体になるってこと?
そうだね。

一番多い人数はここでは置いておくけど、共同体の一番少ない人数は2人なんだ。

共同体について考える時は『2人』から始めるとわかりやすいね。

なるほどね。2人ね。
共同体感覚を一言で表すと次のようになる。

「共同体」の一員として
わたしの「居場所」がそこにある

そんな感覚が共同体感覚だ。

・・・
わかるようでわからない感じね。
まだわからなくて大丈夫だよ。

アドラー心理学は『共同体感覚』を身に付けるのが最終目標だ。

『勇気』を得るために必要だ。

これだけ覚えてくれれば十分だ。

共同体感覚を身に付ければ
人は勇気を得られる

覚えておくわ。

そして『共同体感覚』を身に付けるために必要なものが3つあるんだ。

共同体感覚

自分を受け入れる」
「他人を信頼する」
「他人に貢献する」

この3つができれば、共同体感覚を身に付けられるってこと?

そうだね。

ありのままの自分を受け入れれば、
裏切りを恐れず無条件に他人を信頼できる

他人を信頼できれば、
他人は敵ではなく仲間となって、
見返りを求めることなく貢献できる

他人に貢献できれば、
自分の価値を実感できて 、
あるがままの自分を受け入れられる

一つでも欠けたら成立しないのね。
完全に循環しているからね。

この共同体感覚を身に付けながら、

「人生の課題」に立ち向かっていくんだよ。

 

YOUTUBE【ゆっくり解説】

 

 

人生の課題と目標

課題を乗り越える

人生の課題

この3つの課題は、

生きていくうえで逃げてはいけない、立ち向かわないと幸せになれない課題なんだ。

みんな立ち向かって生きてるように思うけど‥‥

まぁ、アドラーは常識を疑う人だから、わたしが思ってる内容とは違うんでしょうね。

よくわかったね。

アドラーの言う「仕事」は、たぶんみんなが思ってる「仕事」とは意味が違うと思うよ。

詳しいことは今度話すけどね。

仕事の課題
交友の課題
愛の課題

これも覚えておかないとね。

そして次だ。

共同体感覚を身に付けながら、人生の課題に立ち向かっていく。

じゃあ、最終的にどんな自分になることが理想なのか?

それが「人生の目標」だね。

人生の目標

自立していて

社会と調和して暮らせていて

自分には能力があると感じていて

みんなを仲間だと思っている。

 

こんな人になることを目標にして、

共同体感覚を身に付けながら

人生の課題に立ち向かっていく。

 

とりあえず今日はこんな感じで理解しておけばいいのかな?

それでOKだよ。

じゃあ今日の話の目的だった、アドラー心理学の地図というのはこんな感じになるから見てみよう。

 

アドラーの地図1

 

なるほどね。

次回からはこの地図が理解できるように説明してくれるってことね。

そうだよ。

ここで、申し訳ないんだけど、この地図に2つのことを付け加えるよ。

 

アドラー心理学の入り口ともいえる
「課題の分離」

共同体感覚を身に付けるための基礎
「横の関係」

 

課題の分離と横の関係の図

 

この2つを加えると、次のような
アドラー心理学の全体像になるよ。

 

アドラー心理学の全体像

全体を把握する女性

 

 

アドラーの地図最終

 

また増えたの?

何よ、課題の分離・横の関係って。

「課題の分離」は、アドラー心理学の最初の一歩だね。

対人関係をリセットするテクニックで、次回に詳しく話すつもりだよ。

「横の関係」は、その「課題の分離」をしたあとに、他人との間に築く人間関係だね。

これは課題の分離のあとに話すよ。

まぁいいけど‥‥

でも、ちょっと待って。

アドラー心理学の最終目標は『共同体感覚』を身に付けることじゃなかったっけ?

この地図はそんな感じじゃない気がするんだけど‥‥

気づいてくれてありがとう。

この地図だと最終目標が共同体感覚だとは見えないかもね。

共同体感覚が無かったら成立しないほど重要なのはわかるけど、1番重要だっていう印象は受けないわ。
これはあえて言わなかったんだ。

共同体感覚には、さらに上の、最強の共同体感覚が存在する。

ラスボス級のやつがね。

さっき教えてくれなかったやつね。
そう。これは理解するのも、実践するのも相当難しいし、

アドラー自身も到達できない理想だと言ってるくらいだから、もっと踏み込んで説明する時に伝えるよ。

とりあえずはこの地図を参考に進めていくからね。

自分がどこにいるのかわからなくなったら、この地図に戻ってこよう。

まだまだ先は長いってことね。

 

次回を動画で確認

 

次回に進みます

人間関係のイメージ
アドラー心理学⑤「課題の分離」で人間関係をすっきりさせる

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